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機能解剖学に基づいた人工膝関節全置換術後の運動療法
〜術後膝関節可動域改善のために必要な考え方とスキル〜
【全2巻・分売不可】
商品番号 ME278-S
販売価格15,000円(消費税込:16,500円)
[最大1,500ポイント進呈 ]
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★ 人工膝関節全置換術について理学療法士が知っておくべき知識を分かり易く解説!
★ 術前のROMを獲得するために必要な術後の病態解釈に必要な考え方が解る!
★ 術式、組織修復、術後下肢アライメント変化を理解することで治療するべきターゲットを絞り込む!
★ 機能解剖学に基づいた治療技術と7つの自動介助運動でROMが改善する!
解説:小野 志操
京都下鴨病院 理学療法部 科長
本邦において人工膝関節全置換術は年間10万件を超え、セラピストの多くが対応を迫られる手術となっています。変形性膝関節症や関節リウマチなど関節痛に対する治療の最終手段である本手術に対して日進月歩で新たな機種が開発されています。
一方で、リハビリテーションの方法については統一した見解が得られていません。術後膝関節可動域の改善は術後の治療成績を向上させるために必要不可欠となっています。
本手術では関節面を人工関節に置換するだけでなく、術前にみられた下肢アライメントを補正することも同時に行われます。何年もかけて作られた大腿骨と脛骨の位置関係を手術日に突然変化させられることになります。
これに加えて術後の炎症による浮腫や疼痛による筋攣縮がROM改善を難しくしています。骨と骨の位置関係だけでなく、骨に付着する筋や靭帯などの軟部組織バランスにも変化が生じます。その治療には、炎症過程と組織の修復過程の理解が必須となります。
合わせて軟部組織バランスが術後どのように変化するのか、どの組織が伸長されるのかを理解した上で、筋緊張や腱の滑走を改善させることが必要です。
これらが人工膝関節全置換術後の治療において基本であり、適切な時期に、適切な治療を行うことで良好な術後ROMの獲得が可能となり、疼痛が少ない安定した日常生活動作の獲得へ導くことができます。
術後疼痛と可動域制限の要因は何か、どの時期に何をするべきなのかが理解できれば、どの様な治療を行うべきなのかが解ります。
このDVDでは、まず、人工膝関節全置換術の一般的な術式と手術侵襲、術後炎症により発生する病態と下肢アライメントについて解説します。その上でエビデンスと機能解剖学に基づき、それぞれの筋や膝関節周囲軟部組織に対する運動療法と7つの患者さん自身に行ってもらう自動介助運動について紹介します。
このDVDが少しでも人工膝関節全置換術後の治療と運動療法テクニックの向上に役立てていただければと思います。
ME278-1 Disc1(79分)
- Chapter1
- TKA手術とは
- TKA手術後の考え方
- 浮腫の管理
- 《実技》弾力包帯の巻き方
- Chapter2
- 可動域改善の考え方①
- 可動域改善の考え方②
- 可動域改善の考え方③
- 可動域改善の考え方④
- Chapter3
- 可動域拡大の方法①
- 可動域拡大の方法②
- 《実技》可動域改善のための自動運動
ME278-2 Disc2(66分)
- Chapter4
- 影響を及ぼす因子①
- 影響を及ぼす因子②
- 影響を及ぼす因子③
- Chapter5
- 膝関節屈曲可動域と膝蓋骨位置の特徴
- Chapter6
- 症例に対する徒手操作例
- Chapter7
- 《実技》術創部に対する徒手操作
- 《実技》大腿筋膜から腸脛靭帯の滑走性改善の方法
- 《実技》膝蓋上包の癒着予防
- 《実技》膝蓋支帯の滑走性改善
- 《実技》大腿四頭筋に対するリラクセーション操作
- 《実技》大腿二頭筋 長頭/短頭に対するリラクセーション操作
- 《実技》Popliteal fatの拘縮予防
- 《実技》膝窩筋に対するリラクセーション操作
- 《実技》ファベラ腓骨靭帯のストレッチング
- 《実技》半膜様筋に対するリラクセーション操作
2020.3