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 スポーツの競技によっては「シーズン」や「試合期」というものが存在します。 たとえば陸上競技の短距離では概ね3月から11月がシーズン、それ以外をシーズンオフと呼んでいます。 また、年間を通じて試合があるバレーボールやバスケットボールなどでも、いわゆる「試合期」と「強化期間」を分けているチームもあります。 いわゆるこの「オフ」の時期には、試合期には時間が取りづらいフィジカル強化や、基本の見直しなどを行うのが一般的。 近年では期分けを意味する「ピリオダイゼーション」という言葉も定着してきました。
 そこで今回は、この時期を活用して「変わった取り組み」を行うチームを紹介したいと思います。 他の競技よりもはっきりとしたシーズンオフが存在する野球において、こと雪国ではその傾向がより顕著になります。 青森県弘前市。12月から3月までは1メートルの積雪が当たり前という地域で、弘前学院聖愛高校のナインは一味違った“冬”を過ごしています。 監督の原田一範さんにインタビューし、その様子と狙いについて伺いました。

 聖愛では、いわゆる「オフシーズン」という概念を持たないようにしています。 4月から秋の大会が終わるまでを「プレイシーズン」と呼び、それ以外の期間を「強化シーズン」と呼んでいます。 言い方の問題だといわれるかもしれませんが、雪が多い弘前では心身を「オフ」にしてしまうと、なかなか戻すことが難しいんです。 そこで、心と体と基礎技術を徹底的に鍛え上げるイメージで「強化シーズン」と呼んでいます。
 ウチが特徴的なのは、野球以外のことに意識して取り組んでいることでしょうか。 強化シーズン中、週1回は福祉施設にボランティアに出かけます。 そこでは掃除のお手伝いをしたり、利用者さんと一緒に遊んだり、イベントのお手伝いをしたり。 基本的に先方のリクエストに応える形ですが、生徒たちもそのなかでいろんなことを感じているようです。

▲福祉施設での一コマ。いろいろなお手伝いのなかで逆に学ぶことの方が多い。

 また、昨年は部員全員と監督で漢字検定にチャレンジしました。 平日は3時間程度の練習時間になるのですが、その半分の1時間半を漢字の勉強にあてました。 これを1か月半くらい続けて、準2級の合格率が6割。私もなんとかギリギリ合格して、威厳を保つことができました(笑)。 あとは年末年始になると、生徒たちは短期でいろんなアルバイトをしています。 人手が足りない時期ですから募集も多いようで。結構な額を稼いでくる子もいますね。 そこで得たお金を、毎年春休みに行っている沖縄遠征の足しにするようにしています。
 なんでこんなことをやっているかというと、野球の練習ばかりやっていても、いわゆる「野球エリート」たちには勝てないからです。 同じ土俵で戦っても勝負にならないから、他でやっていないことをやるしかない。 人間としての器を大きくするというか、キャパシティを広げていきたいんです。 高校生はまだまだ子供ですが、いろんな経験をすることによって、確実に成長していきます。 すると今まで見えなかったものが見えるようになるし、どうすれば自分が成長できるかが分かってくるようになります。 こうして自立できた選手は伸びます。冬を越えて春になり、3年の夏になると戦える状態になる。 指導者として、そこを見据えてやっているつもりです。

▲漢字検定の勉強。目標達成への過程で得るものは大きい。

 今年のチームは2013年の甲子園出場を見て、聖愛に入ってきた選手たちが多い。 心のどこかに「聖愛に行けば甲子園に出られる」というのがあるんじゃないかと思います。 だからか、自分でなんとか打開してやろうという気持ちが見えないんです。それで考えたのが『一人旅』。 携帯を持たず、自分で行先を決めて日帰り旅行をする。全部一人とはいっても、道が分からなければ誰かに聞けばいい。 とにかく自分で打開していくことが大事。今まで親や大人にやってもらって当たり前だったことにチャレンジさせたいんです。
 最後はやっぱり人間としての力がものをいいます。甲子園に出た代は、野球の腕前よりもそちらの方が際立ってましたから。 今年もいろんなことを考えて、強化シーズンを過ごしていきます。

【PROFILE】
弘前学院聖愛高校
原田一範氏

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