【第2巻】基礎練習を生かした曲の指導商品番号 M75-2 販売価格8,000円(消費税込:8,800円) [最大400ポイント進呈 ]
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基礎練習を生かした曲の指導 毎日行っている練習である基礎合奏は、顧問の加藤先生ではなく音楽リーダーの指導で生徒たちが自主的に行っています。一人ひとりがきちんと楽器を鳴らす、息を入れる、音を最後までしっかり伸ばすことを意識しています。歌と楽器を併用しながら行うこと、合奏の隊形をシャッフルして変えて行うことなどが特徴です。■4つのテーマを軸にした楽曲合奏 ①一人ひとりの生徒がしっかり楽器を鳴らす荒削りでもいいのでスケールの大きな演奏をつくるために、鳴らし方、音色、音の長さや音の処理の仕方にはこだわりながら、しっかり楽器を鳴らす指導の仕方を紹介する。 ♪演奏曲/バレエ音楽「ガイーヌ」よりPrelude (作曲:A. Khachaturian) <主な指導内容> ○フォルテシモの吹き方(ファンファーレの部分) ・チューニングリレーの形式で一人ひとり順番に演奏する ・頭からフォルテシモできちんと4拍吹けているか ・発音、音量、音の長さを全員で揃える ○タイのついた部分と3連符の音の処理 ・音がディクレッシェンドしないように最後まで音を張る ・全員がフォルテシモで、発音から音の最後までを音を張って均等にならし続け、長さを揃える ○難しいリズムの部分の確認 ・基礎合奏のリズム練習で行った内容をやってみる ・音の入り方、スピードを揃える ・発音、音の張り、音の長さ、ハーモニーを揃えることで演奏が変わる ・クレッシェンド、フォルテシモなどダイナミクスを全員で統一する ② ハーモニーとフレーズ ハーモニーの進行とフレーズの歌い方についての指導の仕方を紹介する。 ♪演奏曲/マーチ「春風の通り道」(作曲:西山知宏)※2017全日本吹奏楽コンクール課題曲Ⅳ <主な指導内容> ・メロディー以外のグループで演奏する ・裏拍の音を表拍に変え、同じ音符が続いたときは2分音符で吹く ・フレーズのどこに山があり,どこから上りどこから下るかなどを考える ・全員が連動していいハーモニーをつくり、山場はどこかを考える ・物語を考えながら楽譜どおり吹いてみる ・自分の中で音楽を考えフレーズを考え表現する ③ 曲練習の中でも歌を最大限活用する<表現> 歌うだけで表情が変わり、それが演奏するときの表情に変わり、音色や音楽の表現も変わっていくことを実践する。 <主な指導内容> ・課題曲のTrioの部分につけた歌詞を歌う ・各パートをAとBのグループに分け、一方が歌いもう一方が演奏する ・あるパートの生徒が歌っている場合は横の人が代わりに吹くとか、臨機応変に対応する ・どこに山があるかを理解した上で演奏する ・歌ったように演奏し、体全体で表現する ④ 自分たちで自発的につくる<流れ> 音楽では「流れ」が最も大事。いい流れの演奏は自然に音程も音色も良くなり、フレーズ感も出てくる。そして音楽の表現の幅が広がります。音楽は流れが止まると魅力がなくなるため、人に引っ張られる前に自分で歩くことを指導する。 <主な指導内容> ・音楽が生きるかどうかは、自歩できるかどうか ・音楽には流れが必要 ・音楽の流れをつくるのは演奏者自身 ◎楽曲合奏のまとめ ■練習計画について(指導者インタビュー) 部活を運営して行く上での環境など、吹奏楽指導のポイントについて加藤幸太郎先生へのインタビューで紹介。○開成中の特徴は? ・先輩が後輩を育てる、その関わりの濃さが開成中のチーム作りのポイント ・父母会の存在 ・親和的関係づくり (94分) 2018.2 |