【第1巻】歌唱力を鍛える12項目のデイリーメニュー 解説編

商品番号　M92-1

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≪収録内容≫

■イントロダクション

■01 支えの練習①「姿勢」
＊エクササイズ「生理学的に理にかなった歌唱姿勢を確認する」
　①足を開きすぎない
　②下腹を引き、背筋を伸ばす、軽く胸を張り、あごを軽く引く
　③肩を落としすぎない
＊トレーニング「後ろ手に手を組む」

■02 支えの練習②「うなじの支え」
＊エクササイズ「うなじの支えを発見する」
　①わざと音を立てて息を吸う
　②あくびをこらえる
　③吐き気をこらえる
　④笑いをこらえる
＊トレーニング「すばやく吸って、長く吐く」

■03 支えの練習③「呼吸管理」
＊エクササイズ「アッポッジョの身体の感覚を意識する」
　①わき腹を触る（人差し指を肋骨の下、親指を背中側、小指を腰骨の位置に置く）
　②勢いよく子音s、または子音zを発音する
　③その時の肋骨とみぞおち、わき腹付近の感覚がアッポッジョ
＊トレーニング「音を立てないブレスの練習」
　①4拍かけて、ゆっくりと静かに息を吸う
　②息を吸い込む体勢を4拍分キープする
　③4拍かけて、音を立てずにゆっくりと息を吐く

■04 スタッカートの練習
＊トレーニング「歌いだし（スタッカート）」

■05 アジリティ（声を自在に動かす）の練習
＊エクササイズ「アジリティの感覚を呼びさますモノマネ」
　・悪役のモノマネ「フッフッフッフッ」(ハミングで含み笑い)
　・おばけのモノマネ「う～ら～め～し～や～」(たくさんビブラートをつけて)
　・犬の呼吸のモノマネ「はぁはぁはぁはぁ」

■06 母音の練習
＊トレーニング「母音」
　①5つの母音を同じ高さで「イ-エ-ア-オ-ウ-」
　②歌いやすい範囲内で半音ずつ音を動かす「イ-エ-ア-オ-ウ-」

■07 子音の練習
＊エクササイズ「子音k,tおよび子音g,d,bの発語エクササイズ」
　①4拍子をカウントしながら、3拍子で1拍ずつ子音ｔを発音し、1拍で吸うことを繰り返す
　②4拍子をカウントしながら、3拍子で1拍ずつ子音ｄを発音し、1拍で吸うことを繰り返す

■08 ハミングトレーニング
＊エクササイズ「ハミングのコツをつかむ（声門閉鎖と表情筋）」
　①「鼻腔を共鳴させる」のではなく、変な声を出しながら、口を閉じる
　②のどが詰まった感じがするくらい①を行い、表情筋を上げる

■09 ソステヌート（ロングトーン）の練習
＊トレーニング「ソステヌート（ロングトーン）」　※【エ母音】音形「ドレミレ ドソミソ ドレミレド-」

■10 パッサッジョ域（声が出しづらい音域）の練習
＊パッサッジョ域練習
　①低音域～中音域で練習　※【エ、オ母音】音形「ソファミレ ドレミファ ソファミレド-」
　②高音域～中音域で練習　※【エ、オ母音】音形「ソファミレ ドレミファ ソファミレド-」

■11 音域拡張の練習
＊エクササイズ「口を開けながらあくびをかみころす」
　①呼吸管理：高音域では母音修正とアッポッジョによる呼吸のエネルギーを高める
　②声帯の振動：あくびをする瞬間のように腹壁とうなじに力を入れる
　③共鳴：あくびをするように十分に口を開ける
＊トレーニング「音域拡張練習」
　※【エ母音】音形「ドレミファ ソファミレ ドレミファ ソラシド レドシラ ソファミレ ド-」

■12 メッサ・ディ・ヴォーチェ（音量操作）の練習
＊トレーニング「メッサ・ディ・ヴォーチェ（音量操作）」
　①息を吐くときに声帯の閉鎖がきちんと調整されているか
　②姿勢と吸気筋群を、できるだけ長く歌い出しの状態に保つ
　※弱声～クレッシェンド～デクレッシェンド～弱声【ア母音】