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【第2巻】 短時間で完成度を高める !楽曲指導のテクニック

【第2巻】 短時間で完成度を高める ! 楽曲指導のテクニック

商品番号 M69-2

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第2巻 短時間で完成度を高める!楽曲指導のテクニック


「ホール練習で何をすればいいのか分からない」「どんなことに気をつければいいの?」といったお悩みを抱える先生方も多いと思のではないでしょうか。

第2巻では、多くのバンドが悩むホール練習ならではの練習方法やチェックポイントについて取り上げています。

大編成の楽曲指導では、2016年度の全日本吹奏楽コンクールで金賞に輝いた「交響曲第3番<シンフォニー・ポエム>」を用いて、楽曲のポイントになる部分をピックアップ。

速い場面では音程や木管楽器の奏法、音型の揃え方、ゆったりとした場面ではコントラストをつけてメロディと伴奏を演奏する方法など、ホールで起こる問題点に対しての対処方法やすぐに実践したくなる練習をたくさんご紹介しています。

どの曲でも金管楽器はファンファーレを吹く場面が多く存在しますが、同じメロディを演奏しているのにバラバラに聴こえてくる場合、第1巻の奏法チェックに立ち返り、発音の形、音の切り方をマウスピースに戻して練習することも有効です。

玉寄先生は楽曲練習においても、マウスピースに戻したり、歌に戻したり、木管楽器なら頭部管に戻したり、必ずフィードバックをさせていることが分かります。

また、大ホールでは時差が生まれたり、距離の差でズレが生じます。
いくら音程が合ったとしてもタテのズレがあると美しいとは言えません。
音形を揃えるストッピング練習や連符の練習など、子どもたち自身が自分たちができていないことを気付ける練習、合う感覚を体感できる練習ばかりです。

大編成の合奏指導の一場面

また、小編成の楽曲指導では、「ラメント〜旧約聖書「哀歌」に基づいて〜」を用いて、表現力を磨くためのアプローチをご紹介。
この曲は旧約聖書にある「哀歌」をテーマにしており、曲中にたくさんの美しい哀歌を聴くことができます。

楽曲の持つエネルギーや色彩、味を最大限に引き出すにはどうしたら良いのか…。

日本の吹奏楽で、おそらく一番多い編成、30人〜35人編成のバンドが演奏できる曲を同部が演奏すると、どうなるのか…。

ここでは、弦楽器の意識をしながらアップ(スピード)とダウン(エネルギー)を感じる練習や、テンポの速いフレーズの練習では最大公約数練習などを実践することで、音楽が大きく変わっていく様子を見ることができます。

玉寄先生の音楽理論が散りばめられた指導の様子をどうぞお楽しみください!

冒頭ではホールでのセッティング方法が紹介されていますが、特典資料でも「ホール対策(各楽器ごとのコンサートホールでの響きイメージ)などについて触れていますので、是非ご活用ください。

《収録内容

ホールでの効果的なセッティングと演奏法

■大編成の合奏指導 ♪交響曲第3番<シンフォニー・ポエム>(作曲:アラム・ハチャトゥリアン)

*金管楽器のファンファーレ
*木管楽器の奏法を揃える
*音形を揃えるストッピング練習
*連符の練習
*木管楽器のコラール練習
*旋律と伴奏のコントラスト
*指揮の見方を揃える
◎通し演奏
◎楽曲指導のまとめ@
 ・楽曲分析(楽譜から読み取れるもの)/指揮法について/補足の指導方法

■小編成の合奏指導 ♪ラメント〜旧約聖書「哀歌」に基づいて〜(作曲:松下倫士)

*観客を魅了する前奏部の表現方法(アップとダウンを感じながら)
*最大公約数練習(テンポが速いフレーズの練習)
*16分音符のだがしか練習
*指揮の解説(4つ振りから2つ振りへの切り換え方)
*声を使う部分の表現力アップ
*3拍子のへミオラ攻略法
◎楽曲指導のまとめA
 ・選曲理由/楽曲分析(楽譜から読み取れるもの)/小編成の指導について

小編成の合奏指導の一場面



2016.11
(101分)




第1巻の詳細はこちら

第1巻『音楽の基礎学力』を育む!ソルフェージュを軸にした朝練習の詳細はこちら