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【第1巻】生徒主体の基礎練習

【第1巻】生徒主体の基礎練習

商品番号 M75-1

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生徒主体の基礎練習

毎日行っている練習である基礎合奏は、顧問の加藤先生ではなく音楽リーダーの指導で生徒たちが自主的に行っています。一人ひとりがきちんと楽器を鳴らす、息を入れる、音を最後までしっかり伸ばすことを意識しています。歌と楽器を併用しながら行うこと、合奏の隊形をシャッフルして変えて行うことなどが特徴です。

はじめに

木管楽器の奏法チェック

頭部管、リード、樽、ネック、マウスピースで基本となる音、チューニングを確認し、その後、楽器で音、奏法をチェックする。一番理想的な口の中の形、大きさ、噛み方などを確認する。

*頭部管、リード、マウスピースなどで2周回す/楽器で2周回す
*1周目は一人ずつ、2周目は楽器(パート)ごとに行う/B♭の音で回す、低音から重ねていく、全体で一緒に行う

個人チューニング(一人ひとりの音感トレーニング)

キーボードで純正調の音を鳴らし、その響きの中に自分の音を入れていくという音感のトレーニング。 B♭〜Fまで音階で下りて行き、F→C→A →B♭。音階を、音感として体で捉えることができるようになる。

*木管の中音域・高音域の楽器/木管の低音域の楽器/金管楽器/個人チューニングでのキーボードの奏法

シャッフルで飽きさせない基礎合奏

◎チューニングリレー
スコアに書かれている楽器の順番で、一人ずつ4拍でチューニングのリレーをしていく。
*B♭、F、C、A、B♭(3種ずつ)

◎バランス練習
A(低音グループ)、B(中音グループ)、C(高音グループ)、D(最高音グループ)に分かれて、音を積み重ねていく練習。

*バランスの音取り(歌で)/楽器で演奏する

◎スケール練習
中低音の楽器がハーモニーグループ、それ以外の楽器がスケールグループに分かれて行う。
3度の音を少し低めに取ることを意識させる。

*スケールの音取り(歌で)/楽器で演奏する/二人(ペア)での練習/楽器で演奏する

◎ハーモニー練習
楽器で演奏する前に、歌で音程をとり響きを確認し、3度の音は少し低めに、5度の音は明るめに取る。頭に中で始めの音をイメージして出だしの音から全員でハーモニーが作れるようにする。

*ハーモニーの音取り(「マ」で歌う)/ハーモニーを楽器で演奏する

◎153の練習
ハーモニー練習で用いた和音を主音5音3音の順に積み重ねていく。主音・5音・3音それぞれの役割を認識し、いい響き、ハーモニーを体感する。

*153の音取り(「トゥ」で歌う)/153の練習を楽器で演奏する

◎ABCD積み重ね練習
A(低音)、B(中音)、C(高音)、D(最高音)に分かれて、音を積み重ねていく練習で、低音部から始める練習と高音部から始める練習を行う。

*ABCDの順に音を重ねていく/DCBAの順に音を重ねていく

◎リズム練習
4分音符、8分音符、3連符、16分音符の4つのリズムで、それぞれ前半はテヌートで音を張って、後半はスタッカートで音のスピード感を統一するように行う。

*リズム練習:4分音符/8分音符/3連符/16分音符

◎基礎合奏のまとめ

練習計画について(指導者インタビュー)

練習計画の立て方や生徒主体の練習での留意点、生徒リーダーの育て方について加藤幸太郎先生へのインタビューで紹介。

○休日の練習
○練習計画の立て方
○生徒主体の練習でのポイントは?
 ・いかに飽きさせずにやる気を起こさせて練習をさせるか
 ・生徒リーダーをきちんと育てていく


(94分)
2018.2