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【第2巻】歌と演奏のベクトルを一致させる基礎練習・基礎合奏感動する生きた音楽を奏でるための楽曲指導法

【第2巻】感動する生きた音楽を奏でるための楽曲指導法

商品番号 M82-2

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クラシックの楽曲を用いて、まだ楽譜を配って合奏を始めたばかりの段階での基本的な指導から、
より魅力のある、訴える力のある曲づくりのための指導について紹介。
また、吹奏楽を指導する上での長谷川先生の考え方についてもインタビューで紹介

《収録内容

楽曲指導1【ドボルザーク:スラヴ舞曲 4番・8番】

スラヴ舞曲第1集の4番・8番をアタッカで演奏する。
テンポ・ディ・メヌエットで書かれている、ゆったりとした3拍子の曲。
まだ楽譜を配って合奏を始めたばかりの段階での練習、指導について紹介。

<主な指導内容>
 ・低音部のパートだけで練習する
 ・休符の後はストレスをかけなければならないので、しっかり吹く
 ・フレーズの終わりは和音の決め所
 ・「ソロ奏者は、伴奏者から刺激を受け、学ばせてもらう」といったプライドを持って
  伴奏パートの人は演奏する
 ・休符の上に香り立つ・休符の前の音に大きな意味がある
 ・スタッカートの意味を理解して演奏する
 ・長い音符では、よりハーモニーを想像する
 ・音が合わない場合は、基礎練習に戻る
 ・一つの音だけを捉えて練習するのではなく、その材料となるスケール練習を行い
  もう一度ハーモニーを作っていく
 ・クラシックの曲を演奏するとき、弦楽器とそっくりに演奏するのが目標ではなく
  その曲の持つ色や味わいを表現する など

楽曲指導2

【ヘンデル:「私を泣かせてください」伊予高校委嘱作品(田村文生 編曲)】

田村文生先生によって編曲された
「Lascia Ch’io Pianga 私を泣かせてください(歌劇「リナルド」第2幕より)」
を使って曲作り、楽曲指導を紹介。 豊かなバリエーションを持ち、いろいろな色や光を見せてくれる作品であり、
伊予高校にとって重要なレパートリーになっている。

<主な指導内容>
 ・悲しみを湛える曲を演奏するときに考えなければならないこと
 ・休符が度々出てくる部分の演奏の仕方、フレーズの山を考える
 ・跳躍の美しさを出すためには
 ・レガートの時は、屈み込む力と放たれる力の美しさを表現する
 ・音が上に上がるエネルギーをどこで凝縮し、どこで解き放つか
 ・休符の後の入り際(またはアウフタクト)では、もっとしっかり吹く
 ・mpの表記があった場合、すべての音をmpで演奏するのではなく、fも使ってよい
  全体の印象としてmpのニュアンスを持っていればよい
 ・音が上行して行くときのエネルギーを考えて演奏する など

吹奏楽の指導について<長谷川先生へのインタビュー>

・「良い音を聴き、理想の音を知る」/「基礎の積み重ね」「反復で基礎固め」について/
 四国を代表する全国常連校であり続ける秘密は?/
 長谷川先生が考えるコンクールでの選曲について/
 クラシック曲を多く用いる狙いについて/練習環境の設定について/
 指導する上で悩まれていることは?

エンディング


(79分)
2018.6