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投稿日:2020年10月26日
本編で解説している佐相監督は指導に定評がある方です。 横浜高校の小倉元部長も「打撃の指導なら県内でも3本の指に入る」と言わせた方でもあります。 また中学野球では全国大会3連覇、 しかし、中学は異動が多いので、高校の教師になったみたいです。 で、DVDの内容ですが、多少、身体の動きやつくりに関する知識が必要になります。 専門用語も出てきますが、少し勉強すれば理解できる説明になっています。 例えば、「こういう構えの姿勢をすると、インコースが対応しやすくなる」といった感じで上半身や下半身の使い方を解説しています。 あと、ペッパー(トスバッティング)ですね。 本編では、普段のようなスイングでヘッドの位置・トップの位置を指導者は気にして見るといったことが語られていました。 低めのボールは、ひざを使いながら、ひざにゆとりを持たせるといったことが語られていました。 文章だとわかりにくいですが、ひざをロックしないで対応すると語られていました。 映像を見ればわかると思います。 ただ、ペッパーに関しては情報が物足りなく感じました。 そこで、本DVDにプラスして、佐相監督の著書『神奈川で打ち勝つ! 超攻撃的バッティング論』という本と動画(表紙のQRコードから閲覧可能)を参考にすると、ちょうど良い情報量になると思います。 動画版だと、トスバッティングをやる上での注意点をさらに細かく解説しています。 このDVDでは、生徒さんをモデルにしながら、佐相監督が解説しています。 『神奈川で打ち勝つ! 超攻撃的バッティング論』の動画版では、佐相監督が自らバットを持ってバッティングのポイントを解説しています。 両方参考にすると十分満足できる内容になります。
投稿日:2019年10月30日
打撃編に限って書かせて頂くと以下になります。 ●スタンドティー ・目的 ボールを見過ぎないように ・方法 投手に合わせ、スタンドティーのボールを見ずに打つ ●ソフトボールのテニス打ち ・目的 変化球への対応 ・方法 テニスラケットの変わりにバットを持って、フォアハンド・バックハンドの要領で左右にトス者がソフトボールを投げる。 それを打ち返す。 フォアハンドであろうがバックハンドであろうがバットの握りは変えない。 ●ハードルジャンプバッティング ・目的 体重移動を覚える ・方法 ミニハードルを3個用意して片足ずつ飛び越えてボールを打つ ●後ろ足を前へ流す ・目的 体重移動を覚える ・方法 バットを振り切ったら、キャッチャー寄りの足を前に出す このような練習が収録されています。 このDVDを見てもらえばわかりますが、指導している方はほとんど生徒に口出ししません。 「肘をもっと上げて」とかそういったアドバイスはしておりませんでした。 練習法も参考になりますが、コーチングとしても勉強になります。
投稿日:2019年10月29日
田所さん曰く、左投げやサイドスロー・アンダースローといった練習しづらいピッチャーがいるチームが上位に進出する傾向があるとおっしゃっています。 そういった変則ピッチャーと対戦しても慌てないように練習ではバッターの足の置き方を変えたりして様々な好投手に対応できるような練習をされています。 マシンの設定にしても生徒に任せてしまうと打ちやすいコースに設定してしまうため、指導者がマシンの設定をしたほうが良いともおっしゃっています。
投稿日:2019年02月25日
ここでは、あまり本等に書かれていない右投げ左打ちの弊害について説明されています。 ただ一塁に近いからという理由で、右投げ右打ちの選手を無理して左バッターにしようとする前に触れておくべき説明です。 右投げ左打ちの弊害として、 ・キャッチャー寄りの手が邪魔になる ・走り打ちの傾向がある の2点を挙げています。 ・キャッチャー寄りの手が邪魔になる スイングする時にキャッチャー寄りの手がしっかり出てこないところを指摘しています。 ど真ん中のボールを打つ時にキャッチャー寄りの手のヒジをヘソのあたりまで持っていくという指導がありますが、右投げ左打ちの選手は、キャッチャー寄りの手がしっかり出てこないようです。 キャッチャー寄りの手がしっかり出てこないことによって、スイングが小さくなることを指摘しています。 他には、一塁側の送りバントが苦手な右投げ左打ちの選手が多いことも語られています。 これもキャッチャー寄りの手がしっかり出なくて、詰まった状態でのバントやフライが上がりやすいバントが多くなってしまうと語っています。 ・走り打ちの傾向がある 体に折角、力があるのに走り打ちで長打を打てるチャンスをなくすのはもったいないということで、走り打ちを防ぐ練習法が紹介されています。 その練習法は、しっかり振り切ってからサードに走る練習です。 打った後にサードに走る意識を持てば、しっかりスイングが出来るのと同時に走り打ちにならなくて済む練習が紹介されています。
投稿日:2018年12月26日
●全体的な感想 量より質を重視しているメニューが中心です。 県立高校ですので、短時間で効率の良い練習で、150キロ級のピッチャーに対応できるよう工夫されているメニューが紹介されています。 スイング練習も疲れるまでバットを振る練習ではなくて、連振りでもスイングスピードが落ちない程度の回数を設定しています。 DVDだと5本連振りして10秒休んで、また5本連振りという感じです。 ●監督の考え方 打撃力を磨く野球です。 1点差ゲームだと、「この1点を守り切らないと勝てない」という過度なプレッシャーを感じてしまって体が硬くなってしまう。 そこで、「8点取られても9点取る」という精神的アドバンテージを得るために打撃力を磨くことを考えたようです。 ●スイングスピード向上ドリル この練習は3〜4種類のバットを使用します。 ・筋力向上重視型 重いバット→軽いバット→重いバット→通常のバット ・スイングスピード向上重視型 軽いバット→重いバット→軽いバット→通常のバット ・900グラムバット重視型(実践型) 通常のバット→重いバット→通常のバット→軽いバット それぞれ各5本ずつと休憩10秒を含め、計20本の重視型です。 ●音スイング 音(電子ホイッスル)が2回鳴ります。 1回目の音が第1タイミング、2回目が第2タイミングと呼んでいます。 第1タイミングが、ピッチャーがボールをリリースした瞬間、 第2タイミングが、バッターがインパクトする瞬間です。 なので、ピッチャーがリリースする瞬間からインパクトまでをイメージしてバットを振ることになります。 ここでは、150キロの速球に対応するため、0.4秒以下の第2タイミングを合わせる練習が紹介されています。 変化球対策では、0.6〜0.7秒の第2タイミングを合わせる練習が紹介されています。
投稿日:2018年12月24日
理論編では、“スイングする時にグリップを真ん中外目に向けてスイング”というのが、頻繁に出てきます。 内角であっても、外角であっても、スイングする時は、グリップは真ん中外目に向けるというのが興味深いです。 ●解説している箇所 ・構え方 ・タイミングの取り方 ・トップの形 ・インパクトするポイント ・トップからスイングするバットの出し方 ・軸足の回し方 ・前足の使い方 ・スイング後のフォロースルー 練習方法は、素振り・ティーバッティング・ロングティーバッティングについて収録されています。 練習で使用するバットは、 よりたくさんのスイングができるように 又は ケガを防ぐため、90センチ800グラムの長くて軽いバットを使用しています。 ●素振り編 ・9分割したコース別スイング ※変化球対策のため、身体が泳いだ状態での素振りも収録されています ・スピードスイング 目的・・・連続して素早くすることで、スイング向上を狙う 方法・・・低い姿勢でトップをつくった状態から連続して振る ・ウォーキングスイング 方法・・・歩きながら、ゆっくりタイミングを取る ・腰落としスイング 目的・・・軸を中心にスイングする/下半身を意識する 方法・・・低い姿勢でトップを決めて構えて、しっかり振り切る(速振りではない) ※変化球対策のため、膝を柔軟に使って、身体を泳がせる感覚で行う素振りも収録されています ●実打編 ロングヒッターとアベレージヒッターで目的が違います。 ・ティーバッティング ロングヒッター・・・ライナー 又は ボールのやや下を叩いてスピンを掛けて、フライボールを打てるように心掛ける アベレージヒッター・・・ボールのやや上を叩いて、インパクトよりも下に打つように心掛ける ・ロングティーバッティング ロングヒッター・・・ライナー・フライを上げて遠くに飛ばす練習 アベレージヒッター・・・ライナー・ゴロを中心に狙う。ただ、ゴロでも強く・速いゴロを狙う
投稿日:2018年12月16日
筋力系のトレーニングはありませんでした。 頭を使うトレーニングが中心です。 シナプソロジー=脳を鍛えるトレーニング、 試合でも判断に迷うことが頻繁にあります。 その迷いを極限に少なくするためのトレーニングがシナプソロジーのようです。 紹介されているトレーニングは、判断を迷わせるトレーニングが多く紹介されています。 ただ、「失敗しても続けることで脳が活性化される」と、トレーナーの塚原さんが言っています。 なので、「失敗してはいけない」と気負わなくてもいいということです。 進行の仕方は、最初は基本の動きから入って、スパイスアップといって難易度が上がります。 じゃんけんを用いたトレーニング・簡単な計算を用いたトレーニングがありました。 人数は2人以上は必要かなと思います。 1人指示する人さえいれば、何人でもトレーニング可能です。 1人で練習するトレーニングはありませんでした。 環境面では、上下左右に10m程度走れるスペースがあれば、出来るトレーニングばかりです。 使用していた器具は、(色分けされた5種類の)お手玉、スカーフ、野球ボールの大きさのボール、サッカーボール、ラダーでした。 高価な器具は使っていませんでした。